2004年竣工

所  在:宇都宮市
用  途:専用住宅
規模構造:木造(2×4工法)
       (延床面積:186.32u)

■ 設計の条件
 宇都宮市北部の田園が続き、遠くは日光連山を望む開けた郊外に位置しています。自動車メーカーにお勤めのFKS氏と奥様、そして2人の子供達の住宅です。住宅用地を厳選した結果、自然環境を目の当たりにする広い敷地を選定されました。住宅づくりにおいてFKS氏は、屋内外において豊な自然環境を享受しつつ、快適な室内環境とすべく自然素材を多用しながらの「高気密、高断熱」住宅を望まれました。
屋外につながる広いラウンジを設けた
  平屋住宅
 比較的広い敷地でもあり、且つ田園と眺望の広がる環境にある為、計画では生活空間が全て接地可能な平屋建てとなりました。南北に大きく開口しデッキにつながる広いラウンジと、廊下も無く囲むように配置された個室や諸室の平面構成です。帰宅した時も食事をする時もトイレや風呂に行く時も全て開放感溢れるラウンジを通り、常に家族相互の気配を感じながらの生活となります。大きな開口を持つラウンジには、光と風と風景が通り抜ける様々な団欒を生む場になったものと思います。
 また、施工されたツーバイフォーメーカーの持つ「高気密、高断熱」のノウハウと協調することで、安定した快適な室内環境を得る事ができました。
 ある晴れた心地良い日曜日の朝、「おはよう!」の声と共にご家族の笑顔が浮かんできます。