2005年竣工
所  在:宇都宮市高砂町
用  途:銀行の支店
規模・構造:鉄骨造 2階建て
         (延床面積:446.16u)

■ 設計の条件
 新旧の建物が混在する環境にある旧国道4号線沿いに建つ信用金庫支店の建替えです。
古くから地域に親しまれてきた金融機関として、街の中でその存在感を保ちつつ、街との新しい関わり方を模索することがテーマとなりました。
■ 大きなショーウインドーを設けて
 混在する沿線の建物の中で、特に自動車のディーラーや各種ショールームが目に付く環境において、一種の「店」として金融機関を捉えました。
 その結果、建物全体を大きなショールームとして考え、1階は営業風景のショーウインドーとし、2階に設けた大きなショーウインドーは、ただ金融商品をPRする場としてではなく、地域の風物詩に関わる諸々の展示などを通して、街に地域文化を映し出すランドマークとして設定しました。
 地域と共に生きる金融機関施設として、期待される街環境として育っていく事を楽しみにしています。