1990年竣工

所  在:栃木県小山市
用  途:事務所ビル(テナントビル)
規模構造:鉄筋コンクリート造
       5階建て
       (延床面積:667.00u)

設計の条件
 JR宇都宮線小山駅から徒歩10分、東口の中心市街地のメインストリートに面して位置しています。東口の新しい街として各種建物が建てられている中、喫茶店を経営するクライアントは自らの店の出店に合わせ、土地の高度利用を目的として依頼されました。始めての貸しビル業としてリスクの多いことを理解した上で、構造的にも意匠的にも寿命が永く、良好な市街地形成をリードしていく建物を要求されました。
“新しいイメージ提供”の場づくり
 建物は、2階にクライアント経営のイタリアンレストラン、1階を店舗、そして3〜5階を貸し事務所として計画しました。2階のレストランへのアプローチのし易さや関連店舗である1階との連携のとれる構成となり、運営方法や内装は建物の外観と共に新しいイメージを街に提供する場づくりに努めました。